Photo's  LIFE CASIO EXILIM PRO EX-P600実写チェック(3)
今回は、夜景と言うか夜間スナップの撮影。普段の生活の中のスナップにわざわざ、三脚なんか持ち歩かないのが普通ですので、敢えて手持ちで撮影しました。
CHECK3.夜景(というか夜間スナップ)
レンズ部に独特なスタイルを持つEX-P600だが、その再現力は、デジ一眼を脅かす存在である。そんなEX-P600を業界誌の判断では無く、素人の目で色々な角度で診断しました。
@

Pオート ISO100
F2.8 1/60 AWB
発光 EV±0.0
A

BS17(夜景) ISO50
F2.8 1/25 太陽光
発光禁止
B

WB:くもりにしてPオートISO100 F2.8 1/60
発光
C

WB:くもりにしてPオートISO100 F2.8 1/60
発光禁止
D

WB:電灯にしてPオート
 ISO100 F2.8 1/60
発光
E

WB:電灯にしてPオート
 ISO100 F2.8 1/25
発光禁止
F

ISO200にup
F2.8 1/60 AWB
発光
G

ISO400にup
F2.8 1/125 AWB
発光禁止
H

ISO400にup
F2.8 1/125 AWB
発光

Pオート ISO100
F2.8 1/60 AWB
発光

BS17(夜景) ISO50
F2.8 1/25 太陽光
発光禁止

Pオート ISO200
F2.8 1/60 AWB
発光

Pオート ISO400
F2.8 1/60 AWB
発光

Pオート ISO200
F2.8 1/8 AWB
発光禁止
■その1.夜間風景には、フラッシュは炊かない方が良い。→BSモード(夜景)で撮る
 Pオート@とBS17(夜景を写します)Aの違いは何だろう?ワイド端の33_なので、開放F値は、F2.8ですが、フラッシュ発光か禁止違いと、シャッタースピードが1/25になるくらいかな?
 やはり、明るい電灯がある場合は、フラッシュを炊かずに撮るBS(A)の方がお勧め。

 同様にWBを「くもり」に設定してフラッシュ発光Bと禁止Cでの比較。フラッシュを炊かない(C)のが良さそう。
■その2.WBの電灯にすると、フラッシュ発光が良い。→WBを「電球」にしてPオートで撮る

 上記1の考察と矛盾するが、WBを「電球」にする(DとE)ことで電球の暖かさが出るので、フラッシュ撮影も良い具合だ(D)。手前に人物を入れる場合は、手軽にPオートのまま、WBのみ電球にすれば良いかも。

■その3.ISO400は、ノイズフル。→ブレに自身がある場合は、ISOは200止まりが良い 
 ISO200と400への増感をしてみた(F、G、H)が、シャッタースピードはかせげるが、反面、ノイズが乗る。今回は三脚無しでの撮影だが、1/25まではなんとかブレずに済んだ(適度の重さのある筐体のおかげだと思う)ので、ISO増感は、極力避けたい。
■その4.手前に写したいものがある場合は、フラッシュ発光が基本。

 手前に写したいものがある場合(この場合は、左端の立ち木の枝)は、フラッシュが届く距離で発光させるのが良いようだ。被写体があるかないかで選択すれば良いと思う。
@

BS17(夜景) ISO50
F2.8 1" 太陽光
発光禁止
A

Pオート ISO100
F2.8 1/60 AWB
発光
B

Pオート ISO200
F2.8 1/60 AWB
発光
C

Pオート ISO400
F2.8 1/8 AWB
発光禁止
■典型的な失敗の例。

 ・BSモード(夜景)での撮影だが、シャッタースピードが1秒なので、手ぶれしまくり。・・・・@
 ・Pオートだが、フラッシュが届かない。・・・・・AはISO100、BはISO200に増感した。
 ・ISO400に増感してノーフラッシュにしたが、やはり手ぶれ。・・・・C
CHECK1.風景1(緑色の表現力)
CHECK2.紫色の表現力
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