35_ネガとポジフィルム
2005/12/23記
■ネガとポジ(リバーサル)フィルム
●今回は、フジフィルムの2種類で比較。
(写真左)ポジ:フジクローム Velvia 100(風景向き、シャープさはピカ一。)
(写真右)ネガ:フジカラー SPERIA 100(一般的なもの。量販店では安価。)

※ちなみに、手持ちの古いネガは、フジカラーF-U、コダカラーUが多かった。
■比較結果


(注)撮影ポイントは同一場所ですが、撮影日が異なり、かつ撮影時刻も違っています。(比較になるかどうか?)

(写真上:ポジ)
 これは撮影時刻が日が傾き始めた頃の撮影。ベルビアの描写特性が出ている。忠実に再現されており、好みの色あいだったので非常に満足している。

(写真下:ネガ)
 上のポジの色を見ると、色が薄い印象だが、ネガスキャンも、フジカラーのお店でプリントした写真通りに再現されています。

【スキャン設定】
 ほぼ600万画素相当を保つのに、同一条件でスキャンしてみました。
  ・バッチスキャン(6コマ)
  ・入力解像度:2457dpi
  ・取り込みモード:8bit
  ・マルチスキャン:2回
  ・Pixel Polish:off
  ・画像補正:なし

【処理結果】
ポジ(リバーサル) ネガカラー
このコマの出力サイズ(jpeg)
(他のコマを5回実施した結果)
1336KB
(1.0MB〜1.8MB)
1586KB
(1.5MB〜3.5MB)
スキャン時間(6コマ) 8'30"〜9'34" 11'31"〜16'01"
24コマに換算すると 45分前後 60分〜80分

 この差は、何かと想定すると、ネガは画像を反転させるための画像処理ロジックが入り、処理時間が多くかかる。(出力サイズが、倍近くなるケースもあり、何故大きくなるかは不明。)
■こんな感じになります。