SCAN性能(処理時間)
2005/12/23記
■DiMAGE Scan DualWのランチャー画面



●本体右上のボタンを押すと、パソコン画面に左上のような画面が起動されます。(コニカミノルタでは、クイックスキャンと呼んでいます。)

 私の今回のデジタル化の目的は、全ての35_フィルム(白黒、ネガカラー、ポジスリーブ)を高画質でのデジタル化です。
 標準スキャン、簡単スキャン、バッチスキャンのメニューボタンがあり、その中のバッチスキャンで取り込みます。処理時間の関係で早く取り込めます。(丁寧に仕上げたい場合のみ、標準スキャンで1枚1枚取り込みます。)

【バッチスキャン設定】
 @600万画素相当以上(現在のデジカメの解像度)にする。
  通常の街のカメラ屋さんでは、16BASE((2048×3072ピクセル)が最高。
 A埃取り機能は使わない。何故かというと細かな描写も消される。同様の観点で、画像補正も行わない。(これが重要なポイントです。)

  ・バッチスキャン(6コマ)
  ・入力解像度:2457dpi
  ・取り込みモード:8bit
  ・マルチスキャン:2回・・・・4回との差が出なかった。
  ・Pixel Polish:off・・・・ソフト処理の埃除去は、あまり効果なしだった。
  ・画像補正:なし・・・・当然、画像補正はしない形です。

 この設定でスキャンすると、上記@Aをクリアします。(デュアルIVの3200dpiスキャンなら、デジタルカメラでいう1460万超画素相当になりますが、流石にサイズが大き過ぎです。)

※参考までにPCのスペックは、
  ノート型PCで、WindowsXP SP2、CPU:1.5GHz、メモリ:1GB、USB2.0
■処理時間


●前面のスリーブ取り込みの窓(扉)は、手で開けます。(自動だとかっこ良かった。)フィルムクリーナーで蘇ったフィルムを、ブロアーで丁寧にほこりを飛ばして、挿入口に差込みます。(後は、勝手にスキャンが始まります。)

【処理結果】:カラーネガで実施(ポジは、前項を参照)
処理タイプ 処理時間
@埃飛ばし&フィルムセット 30"(6コマ)/2'30"(24コマで)
Aインデックス(6コマ) 28"
Bプレビュー(1コマ) 33"
Cスキャン(1コマ) 入力解像度:2457dpi
同上 取り込みモード:8bit
同上 マルチスキャン:2回 4回実施 8回実施
同上 1'05前後 1'35"前後 3'50"前後
Dバッチスキャン(6コマ)
(これが、上記ABCの合計
でのバッチスキャン実施)
11'31"〜16'01"(平均14分程度)
E24コマをスキャンすると 14分×5回=70分(4回ではなく、5回です)
合計 約75分(24枚取り) 約1時間40分(36枚取り)

■こんな感じになります。